「レザークラフトって難しそう…」
そう思う方も多いでしょう。
難しい作品もたくさんありますが、初心者でも作品としてしっかりと作ることができます。
レザークラフト初心者の私が証明してみせましょう!
今回は、レザークラフトを始めたばかりの初心者でも簡単に作れる三角コインケースの紹介をします。

三角チョコパイ!
この記事では、三角コインケースの材料と道具、作り方を紹介します。
目次
三角コインケースの材料
三角コインケースの材料はたったの2つだけです。

革…厚さ2mmを使用します。

バネホック2組…大サイズを使用します。直径13mm。
三角コインケースを作る道具

①ハンマー…穴あけに使います。
②トコフィニッシュ…革の角やふちの仕上げに使います。
③ゴム板…穴あけに使います。
④カッター…革を切る時に使います。
⑤目打ち…革にしるしをつけます。
⑥銀ペン…革にしるしをつけます。目打ち、銀ペンどちらかでも問題ないです。
⑦コーンスリッカー…革の角やふちの仕上げに使います。
⑧ハトメ抜き 10号、18号…穴あけに使います。
⑨ホック打ち(大)…ボタンの取り付けに使います。
⑩万能打ち台…ボタンの取り付けに使います。
⑪定規…革を切る時に使います。
三角コインケースの作り方
では実際に三角コインケースの作成風景と共に作っていきます。
①革のカット
革を切る場所に銀ペンでマークをつけます。

マークにそって切っていきます。
まずは直線部分を切ります。

曲線部分は一度で切ると難しいため、残します。

直線部分が切れたら曲線を切ります。
ここでポイント!
硬貨を使用するときれいな曲線が作れます。
今回は1円玉を使用していますが、10円、100円、500円など、大きさによって変えるのも良いでしょう。


革を切り終えました。


革のカット完了です!
②革を磨く
切った革は切り口がガタガタになっているので、滑らかにします。
革を磨くために使用するのは、コーンスリッカーとトコフィニッシュ。
革の底面と外周を磨いていきます。

底面を磨きます。

シャカシャカ。

外周を磨きます。

シャカシャカシャカシャカ。

革磨き完了です!
③革の穴あけ
次に革の穴あけ。
革につけたマークにそってハトメ抜きを使って穴をあけます。
まずは中央の穴をあけます。
コチラはハトメ抜き10号を使用。
ハトメ抜きをまっすぐと置き、上からハンマーで叩きます。



次に端の穴をあけます。
コチラはハトメ抜き18号を使用。
数字が大きいほど大きい穴をあけることができます。



合計で4箇所の穴をあけました。

中央は小さな穴、端は大きな穴です。
革の穴あけ完了です!
④ボタンの取付
先ほどあけた穴にバネホックをつけます。

中央の小さい穴に凸部分を付ける
『ボタン→革→ボタン』になるように挟みます。
ホック打ちをまっすぐと置き、上からハンマーでたたきます。
取り付けには力が必要になります。
ゆるく固定すると外れることがあるので、しっかりと固定しましょう。



凸部分取り付け完了!
端の大きい穴に凹部分を付ける
『ボタン→革→ボタン』になるように挟みます。
ホック打ちをまっすぐと置き、上からハンマーでたたきます。



凹部分取り付け完了です!
⑤組立
最後にボタンをとめて完成です。
折ります。

背面のボタンをとめます。

前面のボタンをとめたらー・・・

完成です!

スタンプを押してみるのもありです。
オリジナル感がでます。


三角コインケース作りはレザークラフトの練習にもってこい!
以上、レザークラフト初心者でも簡単に作れる、三角コインケースの作り方でした。
簡単に作ることができますし、良い練習になるので是非作ってみてください!
私はたくさん作りすぎて、三角チョコパイの群れたちができました。

革を切る→磨く→穴をあける→ボタンを付ける。
この工程は色々なレザークラフト作品を作る時にも使うので、覚えると役に立ちます。
是非お試しを!
ではこのへんで。